傾斜地を活かした家づくり3~火をコントロールする唯一の生命体~

傾斜地を活かした家づくり3~火をコントロールする唯一の生命体~
建築設計事務所 PRADO(プラド)


2023/07/22
「傾斜地を活かした家づくり3~火をコントロールする唯一の生命体~」
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傾斜地を活かした家づくりシリーズ第三弾です!

引き続き、30度の傾斜地に建ち、谷間に川、遠くに大山が望め、耳を澄ませば虫の声も聞こえる住宅。
「作品スライド16 暖炉と書斎とせせらぎの聞こえる家」のご紹介です。

①傾斜地ならでは間取り(シリーズ1をご覧ください。)
②自然を享受できる家づくり(シリーズ2をご覧ください。)
③暖炉(焚火形式のストーブ)の設置

③暖炉(焚火形式のストーブ)の設置
傾斜地かつ自然豊かな土地のメリットを住宅に反映させ、自然環境を享受できる家になりました。
「自分が感じたいときに非日常を感じられること」がこの家の最大の魅力です!
ふと落ち着いたり、耳を澄ますと自然のパワーを受け取れます。

この自然の中で非日常を味わうためにさらに一工夫施しました…

パチパチという破竹音
ゆらゆらと揺れ動く炎

家の中に火のある生活は本当に素敵です。
「火を見ると落ち着く、癒される」といった経験はありませんか?
人間はこの世で火をコントロールした唯一の生命体です。
そのため火に対して優越感があるのではないでしょうか。
大昔、火を操ることで獣から身を守り、食のバラエティが増え、暖をとることが可能となりました。
その経験から遺伝子レベルで、「火があれば安心して落ち着ける」という感覚があるのではと言われております。(諸説あり)

この家に暖炉(フィンランド製のポータルタイプストーブ)を設置しました。
壮大な自然を感じながら、火と共存できる住宅です。
自然環境と少しの工夫で、最高の非日常を演出できるのです。


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2023年07月22日