傾斜地を活かした家づくり1~急勾配は平らにせずそのまま~

傾斜地を活かした家づくり1~急勾配は平らにせずそのまま~
建築設計事務所 PRADO(プラド)


2023/07/08
「傾斜地を活かした家づくり1~急勾配は平らにせずそのまま~」
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プラドのホームページにある作品スライドをぜひご覧ください。
全てのお家に名前を付けて掲載しております。
今回はその中から傾斜地に建てた住宅をピックアップし、ご紹介いたします

建築作品スライドはこちら

傾斜地に建てる住宅とは、その名の通り地面を平らにならさずそのまま斜面に家を建てます。
一見、住宅を建てる土地としては不向きに感じるかと思います。
一生に一度の大きな買い物を「傾斜地に」建築するという大きな決断。

傾斜のメリットを生かした、平面には建てられない設計に魅力を感じて頂いた住宅をご紹介。
デメリットとしては安全面が挙げられますが、設計で補うことができるので快適に生活して頂けます

「作品スライド16 暖炉と書斎とせせらぎの聞こえる家」
こちらの土地は30度の傾斜地であり、谷間に川、遠くに大山が望め、耳を澄ませば虫の声も聞こえる自然豊かな場所です。
この土地の魅力を最大限に発揮すべくご提案したのが…

①傾斜地ならでは間取り
②自然を享受できる家づくり
③暖炉(焚火形式のストーブ)の設置 です。

①傾斜地ならではの間取り
1階 玄関、書斎、客間(仏間)
2階 リビングダイニング、寝室、キッチン、お風呂、トイレ

この土地の斜面を造成工事(平らにする工事)すると、単純にコストが上がってしまいます。
2倍くらいでしょうか…
あえて、斜面をそのまま利用することで可能となった間取りがこちらです。
斜面の上側(2階)にメインの住居スペースをまとめることで平屋風に作ることが出来ます。

住宅=住むための器(機能)+「かけがえのない魅力」(家族同等の存在)
だと考えます。

プラドではこの物件のように土地環境や施主様のご希望などを踏まえたうえで、プロの設計師としてアドバイス致します。

②③については次回→→

2023年07月08日