【PRADO RECORD】~互いの生活圏を‘‘守る‘‘建築設計~

【PRADO RECORD】~互いの生活圏を‘‘守る‘‘建築設計~
建築設計事務所 PRADO(プラド)


2023/03/01
「【PRADO RECORD】~互いの生活圏を‘‘守る‘‘建築設計~」
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今回は、以前ご紹介した、【PRADO RECORD】~傾斜地②:暖炉と書斎とせせらぎの聞こえる家~の増築設計についてです。

県外に住んでいた施主のご両親がこちらで同居する事になり、増築することになりました。

そこで施主にご提案したのは、2階を増築するのではなく、敢えて離れを増築するというデザイン。

何故そうしたのか、一般的に2世帯住宅は、1階が子ども世帯、2階が親世帯のように、同じ家の中で暮らせるような設計になっています。
しかし今回は増築。先ほど言った方法で増築すると、子ども世帯と親世帯が突然同居するようになるため、お互いが慣れる時間もなく生活圏を共有する事になってしまいます。

その為、お互いの生活圏を無理に合わせない【離れ】を増築することで、お互いが適当な距離で、お互いのスタンスを守れるようになっているのです。
また外観デザインも母屋や周りの自然となじめるようデザインで設計を致しました。

【せせらぎの聞こえる家】作品スライド

2023年03月01日